「トランプ殺人事件」感想・レビュー
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Who, How, Why ではなく,What。ワッダニット=何が起きたのかを推理する小説だそうである。誰が何をしたのかも,どうやってやったのかも,なぜやったのかも問題ではなく,それらの行為が一体何なのかを考えさせるこ …続きを読む2017年10月27日18人がナイス!しています
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傑作。前半部分は工藤という精神科医が書いた作中作。後半部分で,典子と智久が前半部分の謎を解く。この作品で最大のインパクトがあるのは「猿使いの患者」の存在。そのほか,コントラクト・ブリッジについての解説 …続きを読む2018年05月05日9人がナイス!しています
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1981年と少し昔の小説。著者のゲーム三部作の第三弾にあたる。時代風景ってのは全く感じず、トランプにまつわる話で撒布されていたけど、推理小説としては非常に良かった。コントラクトブリッジという日本では馴染み …続きを読む2014年10月09日6人がナイス!しています