• 46歳の当方にはあまり遠くない話で何とも切ない話でした（10年なんて直ぐ過ぎます）。会社にとって“必要のない人”とばかり思っている夫に、「あなたにとって“必要ない人”になりたい」と三下り半をつけて出ていく妻が 46歳の当方にはあまり遠くない話で何とも切ない話でした（10年なんて直ぐ過ぎます）。会社にとって“必要のない人”とばかり思っている夫に、「あなたにとって“必要ない人”になりたい」と三下り半をつけて出ていく妻が印象的でした。会社に入ってから問われる生き方、会社を出てから問われる生き方。会社人生である前に“人生”であることを認識しないといけないですナ。当事者の稔も同様に認識はしていましたが認識だけで終わっていたのが悲劇を生んだのではないかと・・・・・。 …続きを読む
  ehirano1

  2019年03月03日
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• 6人の多様な心の揺らぎを抱える「人」が登場する短編集。脚本家だけあって情景がありありと浮かぶし、分かる分かると共感できるものばかり。表題作「必要のない人」。以前のような自分は必要とされている人間だとい 6人の多様な心の揺らぎを抱える「人」が登場する短編集。脚本家だけあって情景がありありと浮かぶし、分かる分かると共感できるものばかり。表題作「必要のない人」。以前のような自分は必要とされている人間だという昂揚感が持てなくなった中年男とその妻の物語。相手の境遇と気持ちを理解しなければという理性はあるんだけど、感情が先立って言わなくても良いことを言ってしまう。あるある身に覚えがある。押し付けがましくなく、それでいて考えさせられる作品でした。 …続きを読む
  ちさと

  2019年01月08日
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• あまり、社会学的にステレオタイプ化されていて、面白くなかった。 この小説に描かれているカップルは多いとおもうけれど。 あまり、社会学的にステレオタイプ化されていて、面白くなかった。 この小説に描かれているカップルは多いとおもうけれど。
  飯田健雄

  2016年06月12日
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