ばるぼら (下)

ばるぼら (下)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1996年12月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041851333
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ばるぼら (下)

  • 著者 手塚 治虫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1996年12月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041851333
悪魔か女神か。バルボラというフーテン娘に導かれ、芸術と狂気の間をゆれ動く、ある作家の栄光と喪失。バルボラとの奇妙な同棲が作家にもたらす恍惚と絶望のはてにあるものとは。 悪魔か女神か。バルボラというフーテン娘に導かれ、芸術と狂気の間をゆれ動く、ある作家の栄光と喪失。バルボラとの奇妙な同棲が作家にもたらす恍惚と絶望のはてにあるものとは。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ばるぼら (下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この作品の中では「芸術なんて所詮忘れ去られてしまうもの」という言葉と、「人はいなくなっても芸術は残る」という二つの矛盾した言葉が語られる。ばるぼらに愛されたら、どちらの言葉が真実となるのか。 この作品の中では「芸術なんて所詮忘れ去られてしまうもの」という言葉と、「人はいなくなっても芸術は残る」という二つの矛盾した言葉が語られる。ばるぼらに愛されたら、どちらの言葉が真実となるのか。
    かっぱ
    2015年02月23日
    28人がナイス!しています
  • 面白過ぎて読み続けてしまうので、命日にしか手に取らないことにしている手塚治虫。今年は映画化されて話題になった「ばるぼら」を一気読み。芸術性を追求するうちに精神に異常を来した一作家の倒錯の物語といったと 面白過ぎて読み続けてしまうので、命日にしか手に取らないことにしている手塚治虫。今年は映画化されて話題になった「ばるぼら」を一気読み。芸術性を追求するうちに精神に異常を来した一作家の倒錯の物語といったところか。展開が早い上に謎が多くて二度読まずにはいられない。バルボラは一体何者なのか。主人公の作家が頭に描き出した、たぶん他人には見えない幻想なのだろう。最後にホフマンの幻想小説の現代版と手塚自身が記している。それも読み解くヒントなんだろう。筒井康隆ならぬ筒井隆康が出てくるが、手塚と親しい間柄だったのだろうか。 …続きを読む
    まると
    2025年02月11日
    21人がナイス!しています
  • しかし手塚治虫が、こんなマンガばかり書いていたら売れなかっただろうなぁというのは興味深い。ギリシャ神話のポリュムニアーとブードゥー教を結び付けた所は無理やりな気も。 しかし手塚治虫が、こんなマンガばかり書いていたら売れなかっただろうなぁというのは興味深い。ギリシャ神話のポリュムニアーとブードゥー教を結び付けた所は無理やりな気も。
    Miss.W.Shadow
    2010年10月12日
    4人がナイス!しています

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