• 書き出しがすべて「はじめて…」ではじまるエッセイ。1992年から四年半「ダカーポ」に連載されたものらしい。姫野カオルコは好きな作家だ。記憶力が半端ない。やはり作家にでもなろうという人は記憶力に秀でていない 書き出しがすべて「はじめて…」ではじまるエッセイ。1992年から四年半「ダカーポ」に連載されたものらしい。姫野カオルコは好きな作家だ。記憶力が半端ない。やはり作家にでもなろうという人は記憶力に秀でていないとダメなのかなぁ。昨日食った昼飯のメニューすら思い出せない俺は悲しい。初めてスーパーに行った6歳の時のことを記憶して店内の描写が出来るのだ。「銀の匙」の中勘助の記憶力に匹敵すると思うぞ、まじで。好きなのは旅先のスウェーデンの美容院で日本人の男の悪口を美容師のマリアにまくしたてた話！ …続きを読む
  神在月

  2021年08月28日
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• おもしろかった。すべて「初めて◯◯したのは」から始まるエッセイ集。著者のものすごい記憶力に脱帽だ。人の悪口を捲し立てるときだけ英会話力が格段にアップする話を読んで、英会話のコツはこういうところにあるのか おもしろかった。すべて「初めて◯◯したのは」から始まるエッセイ集。著者のものすごい記憶力に脱帽だ。人の悪口を捲し立てるときだけ英会話力が格段にアップする話を読んで、英会話のコツはこういうところにあるのかと感心したり、著者の語る持論に「なるほど」と納得させられたり。著者とこの本の前提情報をまったく知らない状態で読み始め、読んでいるうちに、どうやら執筆された時代背景が古く、更には著者が私の親と同年代であるらしいことに気づき、親世代の若かりし頃のあれやこれやの独白を聞いているようで、おもはゆい気持ちに。 …続きを読む
  ニャンリッチ

  2022年03月23日
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• ドきつい題名に吃驚したけど、著者が色んな事を初体験するエッセイでちょいちょい笑いながら読みました。文才がある人は何を書いても面白いんだなぁ。英語が喋れないって嘆いているけど、怒りのパワーで英語を捲し立 ドきつい題名に吃驚したけど、著者が色んな事を初体験するエッセイでちょいちょい笑いながら読みました。文才がある人は何を書いても面白いんだなぁ。英語が喋れないって嘆いているけど、怒りのパワーで英語を捲し立てるのは凄い事だと思うよ。ネーデルランドでの眼科の件が一番好きです。 …続きを読む
  青葉麒麟

  2017年09月27日
  14人がナイス！しています

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