最後の連合艦隊(下)

最後の連合艦隊(下)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1989年04月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041744024
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最後の連合艦隊(下)

  • 著者 福田 幸弘
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1989年04月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041744024

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「最後の連合艦隊(下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 下巻は栗田艦隊「謎の反転」がメイン。反転がミスであったことは認めつつも、安易に栗田長官の資質を云々するのではなく、彼が置かれていた状況(事前の命令、手にした情報、激戦が続く中でのコンディションなど)を 下巻は栗田艦隊「謎の反転」がメイン。反転がミスであったことは認めつつも、安易に栗田長官の資質を云々するのではなく、彼が置かれていた状況(事前の命令、手にした情報、激戦が続く中でのコンディションなど)を考慮に入れながらの客観的な分析が光る。また、この戦いで本当に艦隊を全滅させてもよいのか、それともフリート・イン・ビーイングの可能性を残しておくかで連合艦隊と栗田艦隊との間にコンセンサスがなかったとの指摘には考えさせられた。虻蜂取らずな結果を招いた根本はそれだったのかもしれない。 …続きを読む
    Toska
    2023年08月10日
    7人がナイス!しています
  • レイテ湾突入までもう一歩と言う所まで行っておきながら謎の転身をした栗田艦隊。この本を読んでなぜ作戦が失敗したのか良く理解できた。精緻すぎる作戦計画と、遂行する側の作戦目的の理解不足と優柔不断、硬直化し レイテ湾突入までもう一歩と言う所まで行っておきながら謎の転身をした栗田艦隊。この本を読んでなぜ作戦が失敗したのか良く理解できた。精緻すぎる作戦計画と、遂行する側の作戦目的の理解不足と優柔不断、硬直化した作戦の目的化と判断、そして通信能力と索敵能力欠如。当時の日本海軍の悪い部分が全て出た作戦だと思う …続きを読む
    TEDDY曹長
    2012年07月01日
    0人がナイス!しています

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