尼将軍北条政子1 頼朝篇

尼将軍北条政子1 頼朝篇

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1993年11月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041729069
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尼将軍北条政子1 頼朝篇

  • 著者 桜田 晋也
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1993年11月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041729069

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「尼将軍北条政子1 頼朝篇」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 鎌倉幕府を北条政子を軸に描いた作品。1巻は開幕後から頼朝の死まで。吾妻鏡の裏事情をよく解釈し、源頼朝と政子を痛快に扱き下ろしており、頼朝嫌いの私にはピッタシの作品。源氏は代々「殺人の上手」だとか、助平 鎌倉幕府を北条政子を軸に描いた作品。1巻は開幕後から頼朝の死まで。吾妻鏡の裏事情をよく解釈し、源頼朝と政子を痛快に扱き下ろしており、頼朝嫌いの私にはピッタシの作品。源氏は代々「殺人の上手」だとか、助平は頼朝の昔の官名である兵衛佐が由来という説があるとかいろいろ面白いことが書いてある。自分の一族を殺しまくるのも源氏の血というものだろうか(足利尊氏もそうだしねえ)。北条政子も夫に劣らず粛清しまくるんだろうが、あまり頼朝以降の歴史は知らないので楽しみにして読みたい。 …続きを読む
    BIN
    2017年01月27日
    6人がナイス!しています
  • 鎌倉時代に凝っていたので、ブックオフで見つけて2巻まで読む。永井路子版とは違い、こちらの政子さんは夫や子供も容赦なく粛清する稀代の悪女となってます。トンデモ歴史小説っぽくて史実とはかけ離れていそうだけ 鎌倉時代に凝っていたので、ブックオフで見つけて2巻まで読む。永井路子版とは違い、こちらの政子さんは夫や子供も容赦なく粛清する稀代の悪女となってます。トンデモ歴史小説っぽくて史実とはかけ離れていそうだけど、ここまで権謀術数に優れた女性政治家が本当にいたなら、歴史として面白いんだけど。 …続きを読む
    Holy
    2010年04月04日
    1人がナイス!しています
  • 幾年も前に夢中に読み、再読したい思っていたけれど著者名や著書名を失念していた。古いメモをもとに探したら、もう絶版済み。隣町の図書館でやっと発見。源氏の御曹司といえども追い詰められて生存のために立ち上が 幾年も前に夢中に読み、再読したい思っていたけれど著者名や著書名を失念していた。古いメモをもとに探したら、もう絶版済み。隣町の図書館でやっと発見。源氏の御曹司といえども追い詰められて生存のために立ち上がり、敗走後に祭り上げられ、恐妻にびびりながらも冷血に権力闘争に明け暮れる様を描いているのが他の綺麗事のみの英雄物語と違い、さもありなんと感じさせる。流石に無実の藤内光澄を討った場面は嘘くさいと思い、Wikipediaで調べたら本当なのね。いつか吾妻鏡の空白の3年に何があったか分からないかな?★5 …続きを読む
    2021年09月26日
    0人がナイス!しています

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