本格ミステリー館

本格ミステリー館

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1997年12月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041682036
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本格ミステリー館

  • 著者 綾辻 行人
  • 著者 島田 荘司
  • 解説 笠井 潔
  • カバーデザイン 田島 照久
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1997年12月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041682036

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「本格ミステリー館」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 1991年12月に行われた島田荘司と綾辻行人の対談集。綾辻氏のあとがきにもある通りお互いの「もどかしさ」ばかり目立つ対談になっている印象です。ただ個人的な本書のツボは①島荘「バレエの発表会でバレリーナが殺害 1991年12月に行われた島田荘司と綾辻行人の対談集。綾辻氏のあとがきにもある通りお互いの「もどかしさ」ばかり目立つ対談になっている印象です。ただ個人的な本書のツボは①島荘「バレエの発表会でバレリーナが殺害されその後もプリマが演技を続けていたという「怪談」が発生したとして...」これ最近御手洗物で読んだ気が。この頃から着想あったとは②乱歩賞を落選した「占星術」は最初下選考だった梶龍雄が鮎川哲也に薦め出版に動いていたらしい。島田荘司もそれを感動したと述べていて梶龍雄ファンにとってもこの「先見の明」は嬉しい。 …続きを読む
    のざきち
    2025年01月26日
    23人がナイス!しています
  • 島田荘司と綾辻行人。言わば師弟関係とも言える二人がひたすらぐちぐち対談している本、である。 冒頭こそミステリ観のかけちがいで面白く読ませはするが、後はひたすら余談が続く印象。 要のミステリ論も今となって 島田荘司と綾辻行人。言わば師弟関係とも言える二人がひたすらぐちぐち対談している本、である。 冒頭こそミステリ観のかけちがいで面白く読ませはするが、後はひたすら余談が続く印象。 要のミステリ論も今となっては……観も強く、二人のファンなら読んでもよいかも。 …続きを読む
    SEI
    2018年08月10日
    6人がナイス!しています
  • 「本格とは何か?」を両者が語り合った対談集。本格に対し、渇望感を抱いていた島田と平成の本格作家である綾辻との温度差は結構あり、両者の中で対立する部分もあり、面白い。特に島田はかなり極論を多用する。この辺 「本格とは何か?」を両者が語り合った対談集。本格に対し、渇望感を抱いていた島田と平成の本格作家である綾辻との温度差は結構あり、両者の中で対立する部分もあり、面白い。特に島田はかなり極論を多用する。この辺が特に危うく、日本人を簡単にカテゴライズしようと懸命である。それに対し綾辻はまだ明確に定義は出来ないものの、漠とした何かを持っており、島田の極論に対し、かなりニュートラルに対応する。面白くはあったが、これを鵜呑みするのが読者の仕事ではない。これを読み、何を考えるのか、それが大事なのだ。 …続きを読む
    Tetchy
    2009年08月05日
    4人がナイス!しています

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