- 著者 高杉 良
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1997年12月18日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041643068
金融腐蝕列島 (上)
- 著者 高杉 良
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1997年12月18日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041643068
大手都銀・協立銀行の竹中治夫は、本店総務部へ異動になった。総会屋対策の担当だった。組織の論理の前に、心ならずも不正融資に手を貸す竹中。相次ぐ金融不祥事に、銀行の暗部にメスを入れた長編経済小説。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「金融腐蝕列島 (上)」感想・レビュー
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バブル崩壊期以降の銀行を舞台とした経済小説。不良債権処理手口や総会屋との攻防、霞が関官僚との癒着等、金融腐食の実態が克明に記されている。また実名に近い登場人物や当時の政界再編の解説で生々しさが強調され …続きを読む2016年03月13日103人がナイス!しています
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バブル崩壊後の 銀行の状況は 本書を 読むまでもなく,かなり壊滅的ですが,本書では かなり実名を登場させて 緊迫感を与えている.大銀行の会長を モデルにしたその右翼や暴力団とのやりとりは、かなり 実像に近いと …続きを読む2004年01月01日78人がナイス!しています
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電)ずっと読みたかったシリーズ。バブルの後始末に奔走する銀行マンのお話。昨年度まで金融機関さん相手の仕事をしていたおかげで用語や銀行サンの雰囲気に抵抗感は無かったので読み易かったです。学生時代に仰天し …続きを読む2018年05月28日62人がナイス!しています