野望のラビリンス

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年12月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041623046
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野望のラビリンス

  • 著者 藤田 宜永
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年12月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041623046
「猫を探して頂きたいのです」パリに住む探偵・鈴切信吾のもとへ奇妙な依頼が舞いこんだ。だが彼を待っていたのは――。やがて鈴切は殺人事件の渦中に巻きこまれる。爛熟の都を舞台に綴る本格ハードボイルド。 「猫を探して頂きたいのです」パリに住む探偵・鈴切信吾のもとへ奇妙な依頼が舞いこんだ。だが彼を待っていたのは――。やがて鈴切は殺人事件の渦中に巻きこまれる。爛熟の都を舞台に綴る本格ハードボイルド。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「野望のラビリンス」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 先月お亡くなりになられた藤田宜永氏のデビュー作。その後、直木賞、吉川英治文学賞等、エンターテイメントの文学賞を数々受賞されますが、本作については、まあ習作と言う感じかなと。パリを舞台に、フランス国籍の 先月お亡くなりになられた藤田宜永氏のデビュー作。その後、直木賞、吉川英治文学賞等、エンターテイメントの文学賞を数々受賞されますが、本作については、まあ習作と言う感じかなと。パリを舞台に、フランス国籍の日本人私立探偵鈴切がネコを探す話。その途中で、死体が多数、魅力的な女性が数人、探偵の傷が多少、増えながら話は進みます。最後まで読んでもタイトルの意味が分からない様な少々気取った作品ですが、ハードボイルドへの憧憬を強く感じる、デビュー作らしいデビュー作。沢山の作品をありがとうございました、ご冥福をお祈りします。 …続きを読む
    森オサム
    2020年02月29日
    43人がナイス!しています
  • フランスを舞台としたハードボイルド。鈴切は「マーロウ」や「沢崎」に比べて癖が強いわけではないが、ハードボイルドの主人公よろしくいい感じの皮肉屋として奔走する。ただの猫探しから殺人事件へと、いきなり話は フランスを舞台としたハードボイルド。鈴切は「マーロウ」や「沢崎」に比べて癖が強いわけではないが、ハードボイルドの主人公よろしくいい感じの皮肉屋として奔走する。ただの猫探しから殺人事件へと、いきなり話は大きくなるが動じることもなくコツコツと調査を進める。この物語の流れだと黒幕は大体想像がつくが、それでも軽妙な文章と鈴切のセリフは読んでいて面白かった。 …続きを読む
    しょう
    2020年07月05日
    20人がナイス!しています
  • パリでの猫探しとリンクした殺人事件の謎。作家がもともと住んでいたフランスのちゃんとした調査がリアリティを増している。男っぽいがハリウッド的には過剰でないハードボイルド。先日高樹のぶ子の「マルセル」を読 パリでの猫探しとリンクした殺人事件の謎。作家がもともと住んでいたフランスのちゃんとした調査がリアリティを増している。男っぽいがハリウッド的には過剰でないハードボイルド。先日高樹のぶ子の「マルセル」を読んだが、事件を扱っても女性とは違う視点があるな、と感じた。「燃ゆる樹影」を読んでいるが、自然で無理がないし、好みの作家になってきている。 …続きを読む
    sheemer
    2019年02月20日
    8人がナイス!しています

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