時刻表2万キロ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1984年11月14日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041598016
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時刻表2万キロ

  • 著者 宮脇 俊三
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1984年11月14日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041598016
当時会社員だった著者が週末を利用し、それまで乗っていなかった国鉄の路線・2万キロの完全乗車達成に挑んだ。三年もの歳月をかけ、時刻表を駆使しながら成し遂げた挑戦の記録。鉄道紀行の最高峰。 当時会社員だった著者が週末を利用し、それまで乗っていなかった国鉄の路線・2万キロの完全乗車達成に挑んだ。三年もの歳月をかけ、時刻表を駆使しながら成し遂げた挑戦の記録。鉄道紀行の最高峰。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「時刻表2万キロ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 宮脇俊三氏の文庫本はほぼ全部買って読んでいて、中でもこれは何度も読みました。私を乗りテツ趣味へと誘ってくれた、かけがえのない本ですね。 九州や北海道への遠征、飲み過ぎて北東北で乗り過ごしてからタクシー 宮脇俊三氏の文庫本はほぼ全部買って読んでいて、中でもこれは何度も読みました。私を乗りテツ趣味へと誘ってくれた、かけがえのない本ですね。 九州や北海道への遠征、飲み過ぎて北東北で乗り過ごしてからタクシーをすっ飛ばしての失地回復等が印象に強いです。 新線開業で出てくる気仙沼線の描写等も大好きでした。当時は北海道のローカル線もまだかなり残っていますし、東北・上越新幹線開業前の雰囲気が濃厚に出ていて、大好きな本です。 …続きを読む
    山口透析鉄
    1996年07月06日
    38人がナイス!しています
  • 幼少期から鉄道の時刻表に魅せられ、時にその時刻表に「乗りに」全国の国鉄路線に乗って来た。昭和五十二年、全線区の総キロ数は約2万キロ。全線区を乗り潰すことを決めた著者の死闘の記録。『最長片道切符の旅』を 幼少期から鉄道の時刻表に魅せられ、時にその時刻表に「乗りに」全国の国鉄路線に乗って来た。昭和五十二年、全線区の総キロ数は約2万キロ。全線区を乗り潰すことを決めた著者の死闘の記録。『最長片道切符の旅』を先に既読だったけど、あるべき、尊敬すべきオタクの姿と言える。1日数往復しかない線区に乗るべく、乗り継ぎの効率のため時刻表トリックめいたことをやってみたり、時刻表の全線区キロ数の総和と営業キロ数が異なるため不満を抱いたり、他人から見れば死ぬほどどうでもいいことを自分の満足のために徹底する姿は憧憬すら抱く。 …続きを読む
    TSUBASA
    2020年04月22日
    36人がナイス!しています
  • 国鉄全線2万キロ全てに乗った苦闘の記録。土日休みを使っい、日本の隅っこにある1日数往復しかないようなローカル線を乗り潰す。自然描写や人との触れ合い、鉄道運用の考察や乗り継ぎテクなど、要素がふんだんで味 国鉄全線2万キロ全てに乗った苦闘の記録。土日休みを使っい、日本の隅っこにある1日数往復しかないようなローカル線を乗り潰す。自然描写や人との触れ合い、鉄道運用の考察や乗り継ぎテクなど、要素がふんだんで味わいの多いレポだ。完乗を達成したときの感想がなかなか興味深く、胸に残る。著者の心に芽生えたのは達成感ではなく、虚無感だった。著者はそれを、定年退職や娘を嫁にやった気分にたとえている。旅は人生そのものと言うが、まさにその通りだ。 …続きを読む
    しき
    2020年07月28日
    31人がナイス!しています

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