- 著者 林 真理子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1986年02月28日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784041579084
葡萄が目にしみる
- 著者 林 真理子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1986年02月28日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784041579084
葡萄づくりの町。地方の進学校。自転車の車輪を軋ませて、乃里子は青春の門をくぐる。淡い想いと葛藤、目にしみる四季の移ろいを背景に、素朴で多感な少女の軌跡を鮮やかに描き上げた感動の長編。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「葡萄が目にしみる」感想・レビュー
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東京から急行で2時間ほど離れた、葡萄畑のある町。サッカーをやっている学生が出てくるのに章の見出しには野球場しか出て来ない。そういう世代,そういう時代なのだろう。野生時代別冊特集林真理子スペシャル書き下 …続きを読む2013年08月20日131人がナイス!しています
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周りの目を気にしすぎてしまう主人公、乃理子。こんなにも共感できる小説にも数多くは出会えないんだろうな。いつも側にいる人が考えていることなんて分からない。慣れない恋心にもすぐには気づけずに過ごす毎日は塩 …続きを読む2015年01月30日128人がナイス!しています
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読友さんの感想より。読んでいて10代の頃の自分を見ているようでした。垢抜けなくて野暮ったい、容姿にどうしようもないコンプレックスを持つ自意識過剰な乃里子。そんな彼女を笑えないのは私の中に乃里子がいるから …続きを読む2017年01月13日104人がナイス!しています