「晴れ、ときどき殺人」感想・レビュー
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〔再読〕実際にはカドカワ・ノベルズで持っている、渡辺典子主演作品シリーズ。財閥当主の浪子が、一人娘の加奈子(渡辺典子)に手紙を残して急死する。手紙には「自分はかつて嘘の証言で、無実の人を死においやった。 …続きを読む2017年06月17日63人がナイス!しています
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これがなかなか面白い。まず一つの部屋だけでの出来事と言うのが中々で、場面が展開せず舞台劇のように話が展開するのは見事。「セーラー服と機関銃」同様、映画は見たけれど原作は読んでいなかったという感じであっ …続きを読む2012年08月31日50人がナイス!しています
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(☆☆☆)亡くなった母親からの手紙には過去にうその証言をして人を死なせたことがあるとの告白があった。そして犯人がわかったとされていたが最後のページだけがなぜかない。母親の葬儀中に起こる殺人事件、そして殺 …続きを読む2012年07月15日11人がナイス!しています
著者紹介
赤川 次郎(あかがわ・じろう)
一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。