「黒い森の記憶」感想・レビュー
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先日読んだ「里山奇談」「山と村の怖い話」に触発されて、久々に赤川次郎氏の「黒い森の記憶」を引っ張り出す。学生の頃に読んだきりだったが、これもまた「山野を舞台にした怖い話」ではある(笑) 郊外の深く鬱蒼と …続きを読む2017年07月19日14人がナイス!しています
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医者として早期に引退。娘夫婦と離れて田舎で一人暮らしを始めた老外科医の視点で、隠居暮らしの周囲で起こる奇妙な事件を描いた一作。時代は感じさせるものの、二度、三度とひっくり返してくるのは流石。初期赤川作 …続きを読む2023年10月17日13人がナイス!しています
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(☆☆☆)一人の老人がひっそりと暮らしていた。彼の周りで起きる事件、そして届く荷物。静かに物語が紡がれていきます。2014年06月13日13人がナイス!しています
著者紹介
赤川 次郎(あかがわ・じろう)
一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。