海辺の扉(上)

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041469064
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海辺の扉(上)

  • 著者 宮本 輝
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1992年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041469064

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「海辺の扉(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 宮本作品は完読していたと思っていたが、未読作に出会えた。ギリシャかぁ。作家さんたちも雑誌の撮影なんかでもバブル真っ盛りでバンバン海外に行けた時代。当時、日本は海外では悪者であった。そんな事情と、お国の 宮本作品は完読していたと思っていたが、未読作に出会えた。ギリシャかぁ。作家さんたちも雑誌の撮影なんかでもバブル真っ盛りでバンバン海外に行けた時代。当時、日本は海外では悪者であった。そんな事情と、お国の経済が傾いていたギリシャを対比させたのか。今ならまったく違う作品になっていたろう。さて主人公、かつて我が子を事故とはいえ、殺してしまったという過去を持つ。わたしにはもうそれだけで絶対に無理なのだが。主人公をひたすら慕う妻のエフィーが健気だ。主人公には日本に残した別れた妻もおり、下巻にはきな臭さしか感じない。 …続きを読む
    ミカママ
    2022年06月11日
    478人がナイス!しています
  • 宮本さんの作品は数十年前にはかなり入れ込んで読んでいたものですが、最近は少し遠のいてしまっています。「流転の海」シリーズも途中で止まってしまっています。そこで未読のものや海外のものを少し読んでみようと 宮本さんの作品は数十年前にはかなり入れ込んで読んでいたものですが、最近は少し遠のいてしまっています。「流転の海」シリーズも途中で止まってしまっています。そこで未読のものや海外のものを少し読んでみようと思い手に取りました。この作品は、子供を誤って死なせてしまった主人公がギリシャで生活をしていてそこでの状況が描かれています。ミステリー的な味付けで、上巻では日本へ戻ろうとしています。 …続きを読む
    KAZOO
    2024年10月05日
    97人がナイス!しています
  • 幼い息子を殺してしまった過去を持ち、今はギリシャで女と暮らしている男。その心は揺らぎ続けていた・・・。下巻へ。 幼い息子を殺してしまった過去を持ち、今はギリシャで女と暮らしている男。その心は揺らぎ続けていた・・・。下巻へ。
    佐島楓
    2015年09月13日
    40人がナイス!しています

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