葡萄と郷愁

葡萄と郷愁

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1990年09月17日
判型:
文庫判
ページ数:
240
ISBN:
9784041469033
label

葡萄と郷愁

  • 著者 宮本 輝
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1990年09月17日
判型:
文庫判
ページ数:
240
ISBN:
9784041469033

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「葡萄と郷愁」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 宮本さんの若い二人の女性が主人公の話です。日本とハンガリーにいる若い女性が人生の岐路に立ってその選択を行っていくのですが、そこには様々な事情やしがらみがあったりして一筋縄ではいかないような状況になって 宮本さんの若い二人の女性が主人公の話です。日本とハンガリーにいる若い女性が人生の岐路に立ってその選択を行っていくのですが、そこには様々な事情やしがらみがあったりして一筋縄ではいかないような状況になっています。解説は私の好きな作家の連城三紀彦さんでこの本を読んだ理由の一つでもあります。宮本さんも連城さんと同様に女性心理をうまく描かれていると感じました。 …続きを読む
    KAZOO
    2025年03月23日
    90人がナイス!しています
  • 東京とブタペストの2人の女子大生が、運命の電話を待つまでの心のゆらぎが描かれていました。ブタペストのアーギは、アメリカの富豪女性から養女にと、東京の純子は、ロンドンで研修中の外交官見習い村井からの求婚 東京とブタペストの2人の女子大生が、運命の電話を待つまでの心のゆらぎが描かれていました。ブタペストのアーギは、アメリカの富豪女性から養女にと、東京の純子は、ロンドンで研修中の外交官見習い村井からの求婚への返事を。 純子は村井を愛してはおらず、返事をする日にも恋人と関係をもつ。逞しい人だなぁ。爽やかとはいかない村井と純子。先が思いやられるというのは、取り越し苦労でしょうか。アーギさんの方は、現在の人間関係を大事にする方と選択し、ハンガリーに残ることを選びました。個人的にはアーギさんの生き方に共感できました。 …続きを読む
    ぶんこ
    2015年06月27日
    38人がナイス!しています
  • 東京とブダペストの二人の女性の未来を決める日の出来事。自分の人生なんだから慎重に考えますよね。純子さん後悔しないかな?アーギの選択の方がまともかな?と思いました。日本人とハンガリー人の国民性の違いがな 東京とブダペストの二人の女性の未来を決める日の出来事。自分の人生なんだから慎重に考えますよね。純子さん後悔しないかな?アーギの選択の方がまともかな?と思いました。日本人とハンガリー人の国民性の違いがなんとなく分かりますよね。 …続きを読む
    美雀(みすず)
    2014年01月04日
    34人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品