続 氷点(下)

続 氷点(下)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1982年03月17日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041437063
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続 氷点(下)

  • 著者 三浦 綾子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1982年03月17日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041437063

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「続 氷点(下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 遂に読み終えてしまいました。読了してしまうコトが、こんなにも残念でならない作品は久しぶりでした。前作に比べ、キャラがしっかりと成立しているだけによりいっそう、各々の細かな心理描写が際立っています。やは 遂に読み終えてしまいました。読了してしまうコトが、こんなにも残念でならない作品は久しぶりでした。前作に比べ、キャラがしっかりと成立しているだけによりいっそう、各々の細かな心理描写が際立っています。やはり最後の最後まで「夏枝」は苦手でした。「達哉」の暴走?っぷりがホント、キツかったです。やはり「陽子」はとにかく聖人で、その言動はまさしく聖母そのもののように感じました。最初はちょっと憎く感じた「啓造」も本作においては、ちょっと可哀想にすら思えてしまいます。半世紀の歳月を全く感じさせない永遠不朽の名作でした。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2019年09月01日
    134人がナイス!しています
  • ゾクゾク心の底が凍りつく読み心地。人を許すとは…なんて困難なことなのだろうか…。唯一救われたのは…小樽に住む実母 恵子の夫の手紙の内容を知った時。そこは…外せないポイント。実に主人公 陽子が初めて憎んだのは…生 ゾクゾク心の底が凍りつく読み心地。人を許すとは…なんて困難なことなのだろうか…。唯一救われたのは…小樽に住む実母 恵子の夫の手紙の内容を知った時。そこは…外せないポイント。実に主人公 陽子が初めて憎んだのは…生みの母 恵子だった。夫を裏切り密かに子を産み捨てた妻が…無事に一生を終えて良いとは絶対に思われなかった。話しは…陽子が北大に合格し札幌での生活が始めたところからスタート。陽子の前に現れた…陽子が実の姉である事実を知らない弟。自分の母と…何もかも似すぎている陽子へのストレートすぎる求愛が鬱陶しいのだが …続きを読む
    納間田 圭
    2022年06月19日
    132人がナイス!しています
  • マザコン弟達哉が陽子に近づく。好意あるのは分かるけど、可愛い達哉ちゃんに本当のことは言えないし無碍にもできない。徹と北原の陽子愛ライバル対決は平行線のまま。ある日、順子の徹への気持ち知り動揺。しかし辻 マザコン弟達哉が陽子に近づく。好意あるのは分かるけど、可愛い達哉ちゃんに本当のことは言えないし無碍にもできない。徹と北原の陽子愛ライバル対決は平行線のまま。ある日、順子の徹への気持ち知り動揺。しかし辻口家と順子の関係には驚き。やっぱり夏枝はブー⤵。ほんと自己チュー。啓造も邪な気持ちあるけど、実際は浮気もせず真面目かよっ。陽子の気持ちが徹に寄ってきた?いよいよ恋の決着!と思ったら、まさかの急展開。罪のゆるしか…。感情、知性、意志。うーん、いまいち分からん。偽りなく陽子が選んだのであればいいのではないかと…。 …続きを読む
    りゅう☆
    2022年02月15日
    91人がナイス!しています

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