続 氷点(上)

続 氷点(上)

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1982年03月17日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041437056
label

続 氷点(上)

  • 著者 三浦 綾子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1982年03月17日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041437056

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「続 氷点(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 映画などによくあるジンクスで『続編は失敗する』的な言われ方がありますが、本作はそんなジンクスを微塵も感じさせない見事な作品です。前作で自殺を図った「陽子」のその後から物語は幕を開け、「陽子」の出生の秘 映画などによくあるジンクスで『続編は失敗する』的な言われ方がありますが、本作はそんなジンクスを微塵も感じさせない見事な作品です。前作で自殺を図った「陽子」のその後から物語は幕を開け、「陽子」の出生の秘密を知った'家族'それぞれに思いはあり、苦しみや悩みもまたそれぞれに描写されています。それにしても「村井」先生が益々、ダーティで「啓造」と「夏枝」ももう少しなんとかならないかなぁと。まとも?なキャラに感じるのは「辰子」さんだけに感じるのは私だけなんでしょうか。「徹」と「北原」の'駆け引き'も益々気になります。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2019年08月30日
    171人がナイス!しています
  • 多くの読者ファンから「ヨウコハ、シンデハナラナイ」なんて電報が作者に寄せられたらしい。そして…その4年半後に世に出た続編。心の芯が凍結必至です。よくもまあ次々と…こんなに不幸のオンパレードな展開。ゾクゾク…。 多くの読者ファンから「ヨウコハ、シンデハナラナイ」なんて電報が作者に寄せられたらしい。そして…その4年半後に世に出た続編。心の芯が凍結必至です。よくもまあ次々と…こんなに不幸のオンパレードな展開。ゾクゾク…。温かった陽子の心が氷点に達し自殺未遂した…その続き。作者は陽子の生命を取らなかったし、そして陽子は殺人犯の娘ではなかったという吉報を与えたのだが。でもやはり…陽子の更なる氷点を迎える展開。新たに…陽子の生みの母の恵子と実の弟の達哉が登場する。出てくる人間の中で…なんの汚れも罪のないのは主人公の陽子だけ …続きを読む
    納間田 圭
    2022年06月13日
    146人がナイス!しています
  • 陽子は殺人者の娘ではなく「裏切りの中に、背信の中に生まれて来た」と…続編も重すぎる内容だけれども、やはり惹き付けられてしまう。下巻ではどんな展開になるのだろうか 陽子は殺人者の娘ではなく「裏切りの中に、背信の中に生まれて来た」と…続編も重すぎる内容だけれども、やはり惹き付けられてしまう。下巻ではどんな展開になるのだろうか
    大福
    2019年02月15日
    82人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品