ドグラ・マグラ(上)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1976年10月13日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041366035
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ドグラ・マグラ(上)

  • 著者 夢野 久作
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1976年10月13日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041366035
「ドグラ・マグラ」は、昭和10年1500枚の書き下ろし作品として出版され、読書界の大きな話題を呼んだが、常人の頭では考えられぬ、余りに奇妙な内容のため、毀誉褒貶が相半ばし、今日にいたるも変わらない。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、10余年の歳月をかけた推敲によって完成された内容は、著者の思想、知識を集大成する。これを読む者は一度は精神に異常をきたすと伝えられる、一大奇書。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「ドグラ・マグラ」は、昭和10年1500枚の書き下ろし作品として出版され、読書界の大きな話題を呼んだが、常人の頭では考えられぬ、余りに奇妙な内容のため、毀誉褒貶が相半ばし、今日にいたるも変わらない。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、10余年の歳月をかけた推敲によって完成された内容は、著者の思想、知識を集大成する。これを読む者は一度は精神に異常をきたすと伝えられる、一大奇書。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「ドグラ・マグラ(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この本が昭和十年に発表されたというのがまず驚いた。何故かと言うと精神を患っている人の現状の治療の問題点や胎児についての考察など、最近の科学で分かってきていることも入っているような気がしたからだ。上巻を この本が昭和十年に発表されたというのがまず驚いた。何故かと言うと精神を患っている人の現状の治療の問題点や胎児についての考察など、最近の科学で分かってきていることも入っているような気がしたからだ。上巻を読んだ所でいろんな謎や複雑な構成でどうなっているのかわかりにくかった。下巻も読んで真相を知りたくなった。 …続きを読む
    mitei
    2017年03月20日
    573人がナイス!しています
  • ★★★☆☆ 日本三大奇書の一つであり、後世のサブカルチャーに多大な影響を与えた大作。再読だったのでサクッと読めたが、初読時はかなり手こずった。 難解な内容でも有名だが、プロットは単純。ただ精神病に対する正木 ★★★☆☆ 日本三大奇書の一つであり、後世のサブカルチャーに多大な影響を与えた大作。再読だったのでサクッと読めたが、初読時はかなり手こずった。 難解な内容でも有名だが、プロットは単純。ただ精神病に対する正木博士の考察が中盤から延々と続くので、その部分を読み切るまで我慢大会のような状態になる。 特に上巻は変化に乏しいので大変。 若林博士には自分の力で名前や過去を思い出して欲しいと言われていたのに、あっさり映像と手記で名前と過去にあったことを仄めかされ、「おいおい」と突っ込みたくなるところで下巻へ。 …続きを読む
    Kircheis
    2023年06月18日
    512人がナイス!しています
  • 読みにくく回りくどく内容も部分によるがなかなか入らず。統合失調症の方の頭の中、みたいな文章。主人公は正体をなくしていて周辺の博士や医師は何か知っているがなかなか真実を明かさず何が起こっているのか不明、 読みにくく回りくどく内容も部分によるがなかなか入らず。統合失調症の方の頭の中、みたいな文章。主人公は正体をなくしていて周辺の博士や医師は何か知っているがなかなか真実を明かさず何が起こっているのか不明、そして博士達もかなり変人。頭が良すぎるのかも。精神病者とその家族に降りかかる末路を歌う漫談のようなのは現代でも似たようなもんでかなり理解できる。最後はサスペンス?ミステリー?何が言いたいか分からない。「頭の働きの不叶いなところを持っていない者はない。すなわち精神病者と五十歩百歩の人間でない者はいないのだ。」 …続きを読む
    そる
    2021年09月20日
    378人がナイス!しています

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