百戦百勝 働き一両・考え五両

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1979年12月14日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784041310144
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百戦百勝 働き一両・考え五両

  • 著者 城山 三郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1979年12月14日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784041310144
春山豆二は生まれついての利発さと大きな福耳から得た耳学問から徐々に財をなしてゆく。株世界に規則性を見出し、新情報を得て百戦百勝。”相場の神様”といわれた人物をモデルにした痛快小説。 春山豆二は生まれついての利発さと大きな福耳から得た耳学問から徐々に財をなしてゆく。株世界に規則性を見出し、新情報を得て百戦百勝。”相場の神様”といわれた人物をモデルにした痛快小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「百戦百勝 働き一両・考え五両」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 相場師の山崎種二をモデルにした作品。相場師というと、切った張ったの殺伐としたイメージがあり、なんとなく敬遠していた。しかし本作の春山豆二は、象のような大きな体に、八の字に下がった眉と目という容貌をして 相場師の山崎種二をモデルにした作品。相場師というと、切った張ったの殺伐としたイメージがあり、なんとなく敬遠していた。しかし本作の春山豆二は、象のような大きな体に、八の字に下がった眉と目という容貌をしている。それでいて、妻の冬子に頭が上がらないのだから、なんとも愛らしいキャラクターだ。 そんな豆二の持ち味はソロバン。相場の売り買いはその場の雰囲気に流されがちだが、豆二は大きな耳で情報を集め、それらを分析した上で理論的に売り買いを決めていた。これが百戦百勝に導くが、だれにでもできることではなかったと思う。 …続きを読む
    まつうら
    2021年12月06日
    25人がナイス!しています
  • 明治から戦後にかけて活躍した伝説の相場師をモデルにした小説。相場師といえばイチかバチか、伸るか反るか、というイメージだけど堅実にコツコツと稼ぐ主人公豆二のやり方は好感が持てたし、その考えは参考になった 明治から戦後にかけて活躍した伝説の相場師をモデルにした小説。相場師といえばイチかバチか、伸るか反るか、というイメージだけど堅実にコツコツと稼ぐ主人公豆二のやり方は好感が持てたし、その考えは参考になった。(豆二つまく戦法=ヘッジをかける?)元はお米屋さんの丁稚みたいなのからスタートしたのでお米が大好きで奥さんには全く頭が上がらないそのキャラも良かった(笑) …続きを読む
    ライアン
    2016年03月03日
    17人がナイス!しています
  • 山種証券創始者 山崎種二をモデルした小説。先に、幸田真音著「天稟」を読んだので内容は、ほぼほぼ似通っていますが、登場人物が幸田さんの作品にはないほのぼのとしている。面白く読了しました。⭐5  追伸:久々の 山種証券創始者 山崎種二をモデルした小説。先に、幸田真音著「天稟」を読んだので内容は、ほぼほぼ似通っていますが、登場人物が幸田さんの作品にはないほのぼのとしている。面白く読了しました。⭐5  追伸:久々の感想でした。 …続きを読む
    誰かのプリン
    2021年08月05日
    13人がナイス!しています

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