尻啖え孫市

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1969年12月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
656
ISBN:
9784041290026
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尻啖え孫市

  • 著者 司馬 遼太郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1969年12月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
656
ISBN:
9784041290026

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「尻啖え孫市」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • H氏推薦の一冊。 5年も読まないのはいつものこと。傑作だった。国盗り物語にも負けず劣らずの痛快劇。まさに記憶に残る一冊。久しぶりに「本に読まされる」体験をした。信長に痛撃を与え、天下に名を轟かす鉄砲集団 H氏推薦の一冊。 5年も読まないのはいつものこと。傑作だった。国盗り物語にも負けず劣らずの痛快劇。まさに記憶に残る一冊。久しぶりに「本に読まされる」体験をした。信長に痛撃を与え、天下に名を轟かす鉄砲集団雑賀衆。読み終わった今も「だあん」という銃声が脳裏に焼き付いている。 友とは。粋と負けず嫌いが戦場でぶつかり合う孫市と藤吉郎。いい台詞にはこちらの心までが湧き立ってくる。 「なんの、孫市ごときがわれらが主人信長公の御敵であってたまるか。わしはこちらをむいて、毛利軍に攻めかかっているのじゃ」 …続きを読む
    akira
    2020年07月20日
    35人がナイス!しています
  • こんな分厚い本読めるか?って具合に放置してたのだけど読み始めたらあっという間だった。豪胆で女好きな孫市を始め登場人物が魅力的。そして作者の注釈に止まらず読者からの手紙に答えていく作風とか本来NG的な手法 こんな分厚い本読めるか?って具合に放置してたのだけど読み始めたらあっという間だった。豪胆で女好きな孫市を始め登場人物が魅力的。そして作者の注釈に止まらず読者からの手紙に答えていく作風とか本来NG的な手法をあっさりやってるのも司馬遼太郎のすごさである。 …続きを読む
    とんかつラバー
    2021年01月22日
    7人がナイス!しています
  • 雑賀孫市、男臭さ満開の良き小説。女好きを公言して憚らないのだが、腕ずくでおなごを奪うことなく、自ら捧げてくれたものだけを拝領する。かたや鉄砲技術は図抜けていて滅法強い。こんな男武者に惚れるなという方が 雑賀孫市、男臭さ満開の良き小説。女好きを公言して憚らないのだが、腕ずくでおなごを奪うことなく、自ら捧げてくれたものだけを拝領する。かたや鉄砲技術は図抜けていて滅法強い。こんな男武者に惚れるなという方が無理だ。 …続きを読む
    ウメ
    2016年10月04日
    6人がナイス!しています

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