非色

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1967年10月27日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041262023
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非色

  • 著者 有吉 佐和子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1967年10月27日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041262023

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「非色」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • かなり憂鬱な読書になるかも、と覚悟していたが一気読みしてしまった。確かに内容はかなり悲惨だ。終戦後、焦土と化した日本の地で輝いて見えた黒人兵の夫と自分の未来。が、希望を胸に渡ったアメリカでは夫はその輝 かなり憂鬱な読書になるかも、と覚悟していたが一気読みしてしまった。確かに内容はかなり悲惨だ。終戦後、焦土と化した日本の地で輝いて見えた黒人兵の夫と自分の未来。が、希望を胸に渡ったアメリカでは夫はその輝きを失い、疲れ果ててハーレムで暮らしていた。自分より下層の存在を見つける事でしか保てないプライド。どうしようもなく存在する差別。が、そんな逆境の中で、主人公の逞しいこと!意に反して何人も子を産む事になり、迷い苦しみながらもわしわしと働き、へこたれない。そして辿り着いた境地には思わず拍手を送りたくなった。 …続きを読む
    みっちゃん
    2022年02月06日
    154人がナイス!しています
  • 図書館本~終戦後、黒人と国際結婚した笑子の半生、戦争花嫁として日本、そしてアメリカで過ごした苛酷な日々を描く~内容は人種差別提起で、肌の色だけでなく、国や学歴、奴隷時代の名残りなど、様々なものが複雑に 図書館本~終戦後、黒人と国際結婚した笑子の半生、戦争花嫁として日本、そしてアメリカで過ごした苛酷な日々を描く~内容は人種差別提起で、肌の色だけでなく、国や学歴、奴隷時代の名残りなど、様々なものが複雑に絡み合っているように感じました。でも本質は人は相手に対して自分より劣っている所を見つけ、お互いを蔑みあって、、、そうすることで自分を保とうとする。これって、、、今でもありますよね。昭和42年発刊、今読んでも凄い衝撃だったのですが、当時の人はどんな気持ちで読んだのだろう(っ ´-` c) …続きを読む
    Comit
    2020年08月31日
    62人がナイス!しています
  • 有吉佐和子さん初読み。長編でもスラスラと読みやすい。人種差別の内容は、辛くなるところも多々あり、色々と考えさせられた。時代に関係なく読める内容だと思う。 有吉佐和子さん初読み。長編でもスラスラと読みやすい。人種差別の内容は、辛くなるところも多々あり、色々と考えさせられた。時代に関係なく読める内容だと思う。
    Qちゃん
    2017年10月09日
    50人がナイス!しています

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