心の海を探る

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1997年05月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041245248
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心の海を探る

  • 著者 遠藤 周作
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1997年05月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041245248

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「心の海を探る」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 平成の始まり頃、まだバブル感も残っている時期にプレジデント誌に掲載されていた対談集。「心の海」とありますが、心療内科から、Oリング、前世、宇宙まで取り上げられていて、恐らく当時流行っていたのであろうス 平成の始まり頃、まだバブル感も残っている時期にプレジデント誌に掲載されていた対談集。「心の海」とありますが、心療内科から、Oリング、前世、宇宙まで取り上げられていて、恐らく当時流行っていたのであろうスピリチュアル系の話題が中心。経済成長の一つの頂点を迎えて、科学的に説明が難しい領域への関心が高まったのかもしれないですね。その後、科学的検証ができずにあるものもあり、波は引いていますが、また流れが来ることはあるのかもしれません。高齢化が進んでいるので、死後への関心が再度たかまる可能性は高い気がします。 …続きを読む
    ひと
    2024年09月01日
    16人がナイス!しています
  • やはり遠藤周作+河合隼雄の対談は面白い。餅つきの合いの手・返し手の如く掛け合いがお見事。今作では未だ科学の手が及ばない未知の領域にスポットを当てる。臨死体験のみならず、植物に音楽を聞かせたり、気の療法 やはり遠藤周作+河合隼雄の対談は面白い。餅つきの合いの手・返し手の如く掛け合いがお見事。今作では未だ科学の手が及ばない未知の領域にスポットを当てる。臨死体験のみならず、植物に音楽を聞かせたり、気の療法など様々。バブル期の超能力ブームを彷彿させる内容だった。遠藤氏の指摘では、日本人は唯物論的で肉体や知性という機能的側面だけで物事をみるという。考えてみれば大半の人は農民であって、精神性を育んできた歴史とはいえまい。近年もスピリチュアルブームがあるが、科学や経営面へのアプローチがもっとあってもいいかもね。 …続きを読む
    肉尊
    2021年02月08日
    15人がナイス!しています
  • 20年以上前の本であり,科学的な情報としては古いのであまり本気で読まないほうがいいかもしれない.ただ,老人の言葉に関する箇所や東洋西洋医学の違いなど,ところどころ楽しく生きるエッセンスがちりばめられてい 20年以上前の本であり,科学的な情報としては古いのであまり本気で読まないほうがいいかもしれない.ただ,老人の言葉に関する箇所や東洋西洋医学の違いなど,ところどころ楽しく生きるエッセンスがちりばめられているので遠藤周作が好きな人は読めばいいと思う. …続きを読む
    ちぇくま
    2020年03月16日
    4人がナイス!しています

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