真田軍記

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1970年06月04日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041216088
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真田軍記

  • 著者 井上 靖
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1970年06月04日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041216088

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「真田軍記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 戦国時代から江戸時代を舞台にした井上靖の歴史小説。有名な人物も出てくるが、無名な人々の生き方に筆が多く割かれており、一読忘れがたい印象を残す。「篝火」は合戦に初めて参加した若者の空虚な胸の内を書いてい 戦国時代から江戸時代を舞台にした井上靖の歴史小説。有名な人物も出てくるが、無名な人々の生き方に筆が多く割かれており、一読忘れがたい印象を残す。「篝火」は合戦に初めて参加した若者の空虚な胸の内を書いている。戦争には様々な側面がある。英雄的な行動もあるが、多くの兵士はここに描かれているように戦いで気分が高揚した後は、空虚な気持ちになるのかもしれない。「森蘭丸」では、本能寺の変で命を落とす蘭丸の心が切ない。 …続きを読む
    新地学@児童書病発動中
    2018年04月14日
    96人がナイス!しています
  • ☆☆☆☆ 表題作は、意外に真田の本筋のことについて書かれておらず、名もない百姓侍や幸村の子幸綱、信之の妻月姫など、その周囲の者たちがクローズアップされており、これはこれで面白かった。長篠であっけなく倒れて ☆☆☆☆ 表題作は、意外に真田の本筋のことについて書かれておらず、名もない百姓侍や幸村の子幸綱、信之の妻月姫など、その周囲の者たちがクローズアップされており、これはこれで面白かった。長篠であっけなく倒れていった武田の武将達、織田方のその新しい戦い方に空虚さを感じる「篝火」。身分違いの美貌の姫に所詮届かぬ思いがその相手に槍を突き付けることになる「高嶺の花」。人質となった女に主君が手を付けたことに逆上し主君を槍で突く「犬坊狂乱」(高嶺の花とテーマが似ている)。光秀への確執と女への憧憬が交錯する「森蘭丸」。 …続きを読む
    メタボン
    2021年03月28日
    35人がナイス!しています
  • ○真田に関する4つの短編とその他の4つの短編です。どれも面白かったですが、特に「海野能登守自刃」「本多忠勝の娘」「篝火」「森蘭丸」が良かったです。 ○真田に関する4つの短編とその他の4つの短編です。どれも面白かったですが、特に「海野能登守自刃」「本多忠勝の娘」「篝火」「森蘭丸」が良かったです。
    金吾
    2024年03月02日
    25人がナイス!しています

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