「真田軍記」感想・レビュー
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戦国時代から江戸時代を舞台にした井上靖の歴史小説。有名な人物も出てくるが、無名な人々の生き方に筆が多く割かれており、一読忘れがたい印象を残す。「篝火」は合戦に初めて参加した若者の空虚な胸の内を書いてい …続きを読む2018年04月14日96人がナイス!しています
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☆☆☆☆ 表題作は、意外に真田の本筋のことについて書かれておらず、名もない百姓侍や幸村の子幸綱、信之の妻月姫など、その周囲の者たちがクローズアップされており、これはこれで面白かった。長篠であっけなく倒れて …続きを読む2021年03月28日35人がナイス!しています
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○真田に関する4つの短編とその他の4つの短編です。どれも面白かったですが、特に「海野能登守自刃」「本多忠勝の娘」「篝火」「森蘭丸」が良かったです。2024年03月02日25人がナイス!しています