「月に吠える 萩原朔太郎詩集」感想・レビュー
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「私は信ずる。さうして君の異常な神経と感情の所有者である事も。譬へばそれは憂鬱な香水に深く涵した剃刀である。」「寂然涼しい水銀の鏡に映る剃刀の閃きである。その鏡に映るものは真実である。」北原白秋による …続きを読む2016年07月20日18人がナイス!しています
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内容は理解に苦しむが詩がリズミカルでとてもテンポが心地よい2017年09月29日10人がナイス!しています
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普段、詩を読む機会は少ないが、好きな詩人を訊かれれば天沢退二郎と朔太郎の名がパッと頭に浮かぶ。そのくらい彼の詩が好きだ。頽廃的でじめじめとした詩は、読んでいるうちにこちらをも生気を吸いとられ、気だるい …続きを読む2013年05月11日10人がナイス!しています