「暗夜行路」感想・レビュー
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太宰治とは同族嫌悪だったのでは。主人公時任謙作は本当の意味での生活の苦労を知らぬお坊っちゃん作家。不義の子であるという苦悩とそこから派生した運命の呪いに対する不安には同情するが、それで放蕩や男尊女卑、 …続きを読む2020年04月04日30人がナイス!しています
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これが何故、図書館の閉架書庫にあるのか。書かれた時代の良さと欠点、生活感、男女の思考の違い、などなど色んな意味で興味深く読めた。志賀直哉って子沢山で、長生きだったんですね。2014年03月01日2人がナイス!しています
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志賀直哉の文体が好きなので、長編に挑戦。でも、きつかった…。なんていうか、ふらふらといろいろ考えてるうだうだした男だな、と。でも、志賀らしい唐突な話の展開に驚きの連発であった。話全体が、結局どうなった …続きを読む2010年08月23日2人がナイス!しています