- 著者 夏目 漱石
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1970年05月12日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041001172
文鳥・夢十夜・永日小品
- 著者 夏目 漱石
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1970年05月12日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041001172
夢に現れた不思議な出来事を綴る「夢十夜」、鈴木三重吉に飼うことを勧められる「文鳥」など表題作他、留学中のロンドンから正岡子規に宛てた「倫敦消息」や、「京につける夕」「自転車日記」の計6編収録。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「文鳥・夢十夜・永日小品」感想・レビュー
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こころに続いて2冊目の夏目さん。こころとだいぶ印象が違って戸惑う。彼自身の日記に近い小品集である本書には、何となくくすりと笑えるユーモラスな一面や、内田百閒のような幻想的なふしぎ話もあったりして、素晴 …続きを読む2018年08月15日152人がナイス!しています
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漱石は短編集がたまらない。超短編集の永日小品は贅沢に連なる美しい比喩表現に終始うっとり(漱石を愛読する綿矢りさ氏の圧倒的比喩表現が連想され個人的に嬉しい。)...読書中の私からはアルファ波が出ていたに違 …続きを読む2021年06月17日121人がナイス!しています
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「京につける夕」は正岡子規が亡くなった後の京都へ訪った時のエッセイ。今までとは格段と寒々しく思える京の様子とデジャブの甘さに感を打たれる姿に友を喪った哀しみがヒシヒシと伝わってきます。そして『夢十夜』 …続きを読む2020年06月17日90人がナイス!しています