津軽風雲録

津軽風雲録

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1988年05月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784829111437

津軽風雲録

  • 著者 長部 日出雄
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1988年05月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784829111437

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「津軽風雲録」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 長部さんがこのような分野の本を書いているとは思いませんでした。やはり御自分の故郷ということで書かれたのでしょう。あまり歴史に今まで登場しない人物ですが結構面白おかしく書かれています。下剋上の世の中で津 長部さんがこのような分野の本を書いているとは思いませんでした。やはり御自分の故郷ということで書かれたのでしょう。あまり歴史に今まで登場しない人物ですが結構面白おかしく書かれています。下剋上の世の中で津軽を平定したので毀誉褒貶はあると感じますが、結構面白い人物だと感じました。 …続きを読む
    KAZOO
    2014年10月15日
    15人がナイス!しています
  • 津軽為信の小説を探して、弘前出身の長部日出雄の作品にいき当たった。浪岡城の攻略から油川城攻め、秀吉への面会と朱印状の受領、関ヶ原の合戦への参加、そして跡目争いに至までの物語。大浦弥四郎こと為信は、つく 津軽為信の小説を探して、弘前出身の長部日出雄の作品にいき当たった。浪岡城の攻略から油川城攻め、秀吉への面会と朱印状の受領、関ヶ原の合戦への参加、そして跡目争いに至までの物語。大浦弥四郎こと為信は、つくづく魅力的にも好意的にも描かれない武将だね。打算づくめとはいえ、その徹底ぶりがすごい。会話は基本的に津軽弁でやり取りされ、語り手の藤三の最期に至るまで、津軽の人の強情ぶりを描ききっていると感じた …続きを読む
    金目
    2018年08月05日
    4人がナイス!しています
  • 津軽為信を中心とした話。といっても津軽平定直前ぐらいの話だから、津軽為信の生涯ではない。この小説の特徴は津軽弁でなされていること。某三味線漫画で多少慣れているので問題なかったが、最初は戸惑うかもしれな 津軽為信を中心とした話。といっても津軽平定直前ぐらいの話だから、津軽為信の生涯ではない。この小説の特徴は津軽弁でなされていること。某三味線漫画で多少慣れているので問題なかったが、最初は戸惑うかもしれない(なんとなくわかると思いますが)。だが、こちらの方が臨場感があり、特に小田原参陣の際に秀吉に言葉が通じないという場面はありそうなことで面白かった。 …続きを読む
    BIN
    2012年08月29日
    3人がナイス!しています

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